手のかかる「子ども」

手のかかる「子ども」

黒星病にアブラムシと、このところバイオリズム低調だった庭の白いバラ。

せっせと光合成をしてくれるはずの葉っぱの繁り方もイマイチで、

「なんだか貧乏くさくなっちゃったなぁ」

とがっかりしていました。

初夏の花のあと、適当に軽く剪定してみたのですが、あまりにも「適当」だったせいか枝振りもなんとなく「気まま」で「好き勝手」な感じ。

剪定したところからようやく出てきた新芽は、アブラムシにチューチューされてしまいましたし……。

アブラムシのほうは、スミチオンを噴射しておいたおかげで、ほとんど姿を見かけなくなりました。

おそらく撲滅とまではいかないので、こまめに点検しなければなりませんが。

小さい害虫というのはなかなか厄介です。

初夏の花のあとは、ハイポネックスなどの液体肥料も週に一度くらいの割合であげていました。

春先はけっこういい感じだったにもかかわらず、梅雨を経て気品とは程遠い感じに育ってしまった白いバラ。

ところが、本格的な夏を前にして、またちらほらと咲き始めたのです。

四季咲きというだけあって、ワンシーズン目の花が終わるとちょっと休憩して、また次のシーズンに向けて咲き始めるようです。

何しろ枝振りも葉っぱの繁り具合も貧弱なので、盛りのころと比較すると花は小さく数も少なくなっています。

それでも、昨日一つ咲き、今日は二つ咲き……と控えめながら花を咲かせてくれると、

「また咲いてくれてありがとう!」

という気持ちになります。

庭に1本でもいいからバラを植えたい、と植木屋さんに希望を述べたときにこう言われました。

「バラは肥料食いだし、害虫もつきやすいので手がかかりますよ」

一年二年……と世話をしてみて、それがようやく実感としてわかりました。

ただ、他に植えている植物はどれもこれも植えっぱなしでOK。

あまりにも手がかからないので、

「一つくらいは子どものように手のかかる植物を植えても楽しいかも知れませんね」

というわけで、バラの中でも育てやすい優秀な品種を選んで植えつけてもらったのです。

このところ、庭に出るとバラばかり面倒みているような気がします。

家庭菜園のスイカやトウモロコシよりも手塩にかけているんじゃないでしょうか?

いくら面倒を見ても、ほんの一時、花を咲かせて楽しませてくれるだけの存在ではありますが……。

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ツイートという行為

webR25に、現代を象徴させる記事がありました。

アメリカの裁判の話題で、昨年逮捕された「ウォール街を占拠せよ」とスローガンを掲げていたある活動家の裁判に関することです。

検察側がツイッター社にツイートの履歴を要求したところ、プライバシーの侵害ということで提出を拒否していました。

ところが、裁判所の判断は「つぶやくことは不特定多数の人に向かって窓から叫ぶようなもの」というもので、ツイッター社は強制的に提出せざるを得なくなりました。

これに対して賛否両論な意見が挙がっています。

web25Rの記事の書き方だと、多くのツイッターユーザーがツイッター社を擁護しているように取れてしまうのですが…。

8割くらいは「当然でしょう」と考えているのではないでしょうか。

そもそも、気軽につぶやけてしまうこのツイッターというSNSは、流れがものすごく速いものです。

自分でも数分前のツイートを思い出せないくらい無責任なつぶやきシステムでもあります。

ネットだからと気軽につぶやいたところ、多くの芸能人や一般人がトラブルに巻き込まれています。

以前、池上彰さんの著書『伝える力2』を読んだ時に書かれていましたが、「つぶやく前にそれを街中で叫べるか考えてみましょう」という旨の文章がありました。

ツイッターでつぶやくようなどうでもいいつぶやきは、街中でなくとも家の中でつぶやいたって怪しいこと間違いなしです。

色々な危機感が薄れ、不特定多数の人にそれを見られているということを忘れてしまうのですよね。

悪い事ばかりではありません。

東日本大震災の時のように、有利に働くこともあります。

でも、それ以上に悪意に満ちた使われ方をすることも忘れてはいけないと思います。

友達だけに伝えたいのなら、個人のメールで行えばいい事です。

秘密の保持をしなければならないのは、どのような職業においても必要なことであって、本来ならば家族にだって話してはいけないことです。

それが、ネットだとどういうわけか「顔が見えていないから、ちょっとくらい書き込んだって平気だろう」という気持ちになってしまうみたいですね。

そうではありません。

顔が見えなくたって、つぶやきからなんでも察しがつきます。

会社やその人のいる場所や大まかな住所まで。

怖いのは、つぶやいたことを簡単に消してしまえることです。

本人はすぐに削除したと思うかもしれませんが、たった1秒で世界中の人の目に触れてしまうものです。

それくらいネットの広まり方は早いので、一度アップロードされてしまったものは誰かの記憶に残ってしまいます。

その履歴をプライバシーの侵害だと捉えているツイッター社も、脳が麻痺しているのでしょうね。